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言語聴覚士の訪問リハビリでできること|話す・飲み込む支援とは

2026年08月20日

「言葉が出にくい」「声が小さくなった」「食事でむせることが増えた」。
こうした悩みがあっても、言語聴覚士に相談できることを知らない方は少なくありません。

言語聴覚士は、聞こえ・ことば・発音・飲み込みに関わる障害を支援する専門職です。


言語聴覚士が関わる悩みは、幅広い範囲に対応しています。具体的には、以下のような症状が挙げられます。

脳梗塞などの後遺症 — 脳梗塞の後に言葉が出にくさ

聴覚・理解面 — 相手の話が理解しにくい

発音・音声 — 発音が不明瞭になった

声の変化 — 声がかすれる、声が小さい

聴覚の悩み — 電話が聞き取りにくい

摂食・嚥下 — 食事中にむせやすい、水分でせき込む


特に高齢になると、飲み込みに関わる器官の働きが落ち、摂食・嚥下障害が起こりやすくなります。

飲み込みの障害は、食べる楽しみが減るだけでなく、誤嚥性肺炎や低栄養にもつながるため、早めの相談が大切です。


訪問リハビリで言語聴覚士が支援するメリットは、生活の場で実際の困りごとを見られることです

病院や施設では分かりにくい以下のような課題に、在宅の状況に合わせて対応しやすくなります。

環境面 — 自宅で食べるときの姿勢、普段使っている食器

家族関係 — 家族との会話のしづらさ

日常生活 — 電話応対や聞き取りの問題

これらは、実際の生活現場でなければ把握しづらい課題ばかりです。


在宅での支援は、ご本人だけで完結するものではありません。

言語聴覚士は、訓練をするだけでなく、日常生活の中で続けやすい方法を家族と一緒に考える役割も担います。

具体的には、以下のようなポイントを一緒に検討していきます。

食事の工夫 — 食事の形態をどう工夫するか

姿勢の改善 — むせにくい姿勢はどうか

コミュニケーション — 声をかけるときにどんな工夫があると伝わりやすいか

家族や周囲の関わり方を工夫することで、より実用的な支援が実現します。


パーキンソン病のように、動きだけでなく声の小ささや発話の変化が課題になるケースでも、言語聴覚士の関わりは重要です。

リハラボではパーキンソン病への支援として、LSVT-BIG®だけでなく、声やコミュニケーション面につなげやすい体制も整えられています。


「少しむせるだけだから」「年齢のせいだから」と見過ごさず、食事や会話の変化に気づいたときこそ、相談のタイミングです。

食べること、話すことは、生活の質に直結する大切な力です。


在宅でも支援の選択肢があることを知っておくと、早めの対応につながります。

言語聴覚士の訪問リハビリは、病院では対応できない「生活に密着した支援」を提供します。
話す・聞く・飲み込むといった基本的な機能の維持・改善を通じて、ご本人とご家族の日常生活の質向上を実現する、重要なサービスなのです。


最後までご覧いただき、ありがとうございました!
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