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リハラボニュース

園芸療法で心身機能を維持・改善|リハラボデイ町田での取り組みをご紹介

2026年04月20日

デイサービスでのリハビリというと、体操や歩行訓練をイメージされる方が多いかもしれません。
しかし、楽しみながら自然に体を動かし、生活に役立つ機能の維持・改善を目指せる方法のひとつが園芸療法です。
リハラボデイ町田では、オープン当初から園芸療法を継続しており、作物の栽培や収穫、食材としての活用を通して、利用者さまの目標達成や在宅生活への好循環を目指しています。


園芸療法は、植物を育てる過程を通じて、身体機能だけでなく認知面や意欲面にも働きかける活動です。
水やり、土寄せ、種まき、間引き、摘果、収穫といった一連の作業には、立つ、しゃがむ、手を使う、順番を考えるなど、日常生活につながる多くの動作が含まれています。
そのため、ただ運動をするのではなく、意味のある活動の中で自然にリハビリできることが大きな魅力です。

また、植物の成長を見守り、季節の変化を感じ、収穫の喜びを味わえることは、日々の生活に楽しみをもたらします。
園芸療法は、身体を動かすことが苦手な方でも参加しやすく、「やらされる訓練」ではなく「やってみたい活動」として取り組みやすい点も特長です。 


リハラボデイ町田では、春から初夏にかけてさまざまな作物を育てています。
今回の活動報告では、春菊・イチゴ・たまねぎ・ジャガイモの生育状況が報告されています。 

春菊はすでに収穫開始となっており、数回の間引きを行いながら、利用者さまにもお渡ししています。
イチゴは結実中で、開花から実がつき、赤く色づくのを楽しみにしている段階です。
たまねぎは肥大中で、収穫の時期が待ち遠しい状況です。
ジャガイモは春に植え付けを行い、発芽良好とのことでこれからの成長が期待されています。 

こうした作物の変化を日々見守ることは、活動への継続的な参加意欲にもつながります。
「今日は大きくなっているかな」「次はいつ収穫できるかな」といった楽しみが、自然と通所のモチベーションにもなります。 


水やりや土寄せなどの作業では、立った姿勢を保ったり、重心を移動させたりする動きが必要になります。
こうした動作を繰り返すことで、立位保持や重心移動の機能向上が期待できます。
転倒予防を意識した支援としても有効です。 

種まき、間引き、摘果などの細かな作業では、指先を丁寧に使う力が求められます。
そのため、手指の巧緻性や両手の協調した動きを促しやすく、日常生活動作の維持にもつながります。 

園芸作業には、「何を先に行うか」「次に何をするか」といった工程の計画と実行が含まれます。
これにより、注意の切り替えや段取りを考える力を刺激し、認知面へのアプローチも期待できます。 


園芸療法は、次のような方に特におすすめです。 

「運動」と聞くと抵抗がある方でも、植物に触れながらの活動であれば参加しやすいケースがあります。
園芸経験がなくても始められるため、新しいことに無理なく挑戦したい方にも向いています。 


リハラボデイ町田の園芸療法では、ただ植物を育てるだけでなく、収穫や食材としての活用までを見据えて取り組んでいます。
自分たちで育てたものを収穫し、食につながる体験をすることで、達成感や喜びが生まれやすくなります。
こうした前向きな体験は、在宅生活での意欲向上や生活リズムの安定にもつながることが期待されます。 

また、季節の移り変わりを感じながら活動することは、日々の生活に彩りを与えます。
園芸療法は、身体機能だけでなく、心の面でもプラスの影響をもたらす取り組みといえます。 


園芸療法は、植物を育てる楽しさを感じながら、立位保持・重心安定、手指巧緻性、注意の切り替えや段取り力など、生活に必要な機能の維持・改善を目指せる活動です。
春菊、イチゴ、たまねぎ、ジャガイモといった作物の成長を見守り、収穫の喜びにつなげることで、身体だけでなく心の活性化も期待できます。
運動が苦手な方や認知症のある方、園芸経験がない方にも参加しやすく、デイサービスの魅力のひとつとしておすすめできる取り組みです。 


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