
Reha Labo Japanが東京都杉並区・中野区・町田市に展開する「リハラボ」は、「リハビリと看護の力で地域を支える」というコンセプトのもと『リハビリ専門デイサービス』と『訪問看護ステーション』を運営しています。
リハラボが社内で現在力を注いでいる事の一つに、称賛し合う社内文化の構築があります。
褒めるということは簡単な様で意外と難しい!しかし、もしそれが社内文化と言える段階まで昇華した時、社内に素晴らしい効果を示すと思っています。それはスタッフと会社の信頼関係構築にもつながります、そしていずれスタッフとご利用者さまの信頼関係をより成熟する事にもつながる、そんな取り組みだと考えています。
リハラボではこの社内称賛文化構築の為に、これまで様々な取組を行ってきました。
部門長の意識改革により日常のコミュニケーションを活性化させると共に、社内SNSなどを活用し「サンクスカード」や「Good Jobカード」を送り合う仕組み作りなどが代表例です。
また定期的に「社内MVP」を選定し、頑張った社員を心から称賛する取り組みを続けております。

そんな『称賛し合う社内文化の構築』は、スタッフ同士の関係性の質の向上を目指した取り組みがメインです。この『スタッフ間の関係性の質の向上』は、組織運営において最も重要な事だと考えています。良い関係を保つ事を意識するだけに留まらず、『関係性の質』を上げる事を常に会社として意識していく事は、とても重要なポイントです。
それはいつの日か、スタッフと会社の関係性の質の向上にもかならず繋がってきます。そしてこれらは全て、働きやすさ、やりがい、帰属意識の向上につながり、その先に「利用者さまとの信頼関係の成熟」が訪れるのだと思います。
まずはサービスを提供する側である社員同士が、自ら信頼関係の質が高い状態で仕事ができないと、利用者様に良質なサービスを届ける事は不可能です。
また社員同士で「ありがとう」と称賛の言葉が言い合えない状態でのサービス提供は、その小さなほころびが利用者様に必ず伝わります。利用者さまに感謝の気持ちや敬愛の心をもってサービス提供を行うためには、先ずはスタッフ同士の関係性の質の向上が必要です。
敬愛の心や感謝の気持ちは、意識的に発生させるのではなく、自然と湧き出てくるような段階を目指さないと意味をなしません。
作られた言葉や仕草だけでは、利用者様に必ず伝わってしまいます。
ある日デイサービスの様子を見に行くと、ご利用者さまの誕生日に、スタッフ達からの気持ちのこもったメッセージが書かれた誕生日カードを作成し渡していました。
カードを渡したご利用者様は大変喜んでくださり、時には涙をながして喜ぶこともあります。

通常のサービス提供の中で、常にこのような事ができるのは、本質的に称賛の文化が構築されていない組織ではあり得ないと思います。もしカード作成が、ただの仕業務としてのカード作成では、そこに本物の想いを載せる事は難しいです。ただのカードでは、利用者さまの感動は生まれません。
日々感動を提供している、リハラボで働くスタッフ達を誇らしく思う共に、称賛の文化構築の大切さを痛感します。
称賛の文化は会社の指示により作り出すものでなく、自然と社内文化として成熟させていくものです。
人を褒めるという事は簡単なようで難しい事だと思います、コロナ禍でそれは更に複雑となりました。
そんな人を褒めるということを、仕組み作りからスタートさせ自然と社内の空気を変えていく。そのためにカードを送ったり、ミーティングで人を褒めたり、仕組みを作ったりします。そんな様々な取組が、常日頃「称賛文化構築のきっかけ」として行われているのがリハラボという組織です。


あまり難し事を考えず、日々顔を合わせる仲間に対し『ありがとう』の一言を言ってみるだけでも効果は絶大だと思っています。
ほんの少しでいいので一歩踏み出す事、小さな気づきを言葉にして伝えてみる事、これからもスタッフ達には大切にして欲しいと思います。
ありがとうの一言で、必ず自分の心が少し軽くなります。
そしていつの日か『ありがとう』が伝染し、社内に称賛の文化が少しずつ定着していく。
更にはそれが、多くの地域の方々の笑顔を生んでいく事を信じています。
この取り組みをこれからも続けていきます。