回復期病棟からリハラボに転職し、早くも6年弱が経過し、私が入職した際に在籍されていたリハビリスタッフ(常勤)は渡邉さんと目代さんだけになっており気づけば古株に!😵💫
この6年を振り返り回復期病棟と訪問リハビリを比較すると、リハビリのゴールが曖昧になってしまったり身体機能の維持をご希望されていたり、またご逝去や施設に入所されてサービス終了になるパターンが多数でした。
前向きなゴール達成をされた一例としてHさんを紹介します。
2023年1月にサービス開始となったHさんは、介入当初体動困難、発熱もしやすく血圧も不安定な状態でした。
週2回のリハビリ介入でご自宅にあるクッションや枕、タオルを駆使し介入のたびにポジショニングを考案し徐々に寝返りが可能となりました。
Hさんのご家族はリハビリに対してとても協力でした。血圧と移乗動作が安定してくると、毎日車椅子坐位での自主トレーニングを欠かさず行ってくださり、HさんのADL動作がひとつ拡大する度に福祉用具のスタッフに掛け合い、毎週のように環境整備を一緒に考えていきました。
屋内から歩行練習を開始し半年が過ぎ、現在は一駅分の距離が歩けるほど体力が向上!今月末、目標にしていた奄美大島までの旅行を決行予定です。
1月から10月までリハビリを担当し、まさかこんなに回復するなんて!というのが正直な胸の内です。
11月からは安田は担当を抜け、週1回のリハビリとご家族との運動で身体機能を維持していくという方針になりました。
本日ご家族から厚い感謝のお言葉を頂きましたが、紛れもなくHさんの回復にはご家族の力が大きく影響しており感動を与えていただきました。
引き続き大峰さんとリハビリに励んでいただきたいです😊
超高齢者の多い訪問リハビリではこのような目まぐるしい回復を目の当たりにする例は少ないですが、リハビリのやりがいを感じさせていただき嬉しく思う今日この頃でした🌸