今回はリハラボ訪問看護部門のフットケアについてご紹介いたします。
足の爪や足裏のがさつき、浮腫等で困っていらっしゃるご利用者様は多いです。爪の変形、巻き、ささくれ等で靴下が引っ掛かったり、靴に当たり内出血を起こしたり、歩行時に痛みが出る等、足のトラブルは多々あります。
あるご利用者様の事例をご紹介いたします。魚の目ができていました。患部が靴のサイドに当たっていました。ずっと保護していました。訪問の際に、根本から削って平らにしました。現在は、その魚の目もなくなりました。ご利用者様からも「痛くなく過ごせて本当に嬉しい!リハラボの看護師さんがやってくれたお陰よ!」と嬉しいお言葉をいただきました。
継続は力なり。今後は爪の補正の方の試験も受けて、レベルアップしていこうと思っています。時間と技術がいるのですが、新しい技術を習得してより良いケアを提供できるようになりたいです。これからも目標に向かって前進していきます!よろしくお願いいたします!
Q 高齢者で一番多い足のトラブルを教えてください!
乾燥、白癬です。白癬は、“皮膚糸状菌”と呼ばれるカビが皮膚の表面、爪、毛などに感染することによって引き起こされる病気です。かゆみを伴うことも多いため、“水虫”、“たむし”、“しらくも”など多くの呼び名がつけられ、世間で広く認知されている病気です。足の乾燥に留意し、角質に傷をつけないフットケアの実践が大切です。
Q ①のトラブルに対してどのようなケアを行っているか、教えてください!
ご利用者様お一人お一人の足の状態をよく観察します。そして、その足の状態にあった足浴、軟膏依頼、塗布といったケアをしています。
Q 自宅で簡単にできるケアの方法を教えてください!
1つ目は、清潔保持です。2つ目は、足指や足首を念入りに動かしてください。座った状態で気軽にできます。普段はあまり動かさない足指や足首をよく動かすことで、柔らかく保つようにしてください。