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リハラボ町田

訪問看護ステーションで看護師が提供するリハビリをご紹介。

2023年05月08日

今回は訪問看護ステーションで看護師が提供するリハビリについてご紹介します。

訪問看護ステーションのリハビリとは?

  1. 理学療法士、作業療法士又は言語聴覚士による訪問看護は、その訪問が看護業務の一環としてのリハビリテーションを中心としたものである場合に、看護職員の代わりに訪問させるという位置づけのものである。なお、言語聴覚士による訪問において提供されるものは、あくまでも看護業務の一部であることから、言語聴覚士の業務のうち保健師助産師看護師法の規定に関わらず業とされている診療の補助行為に限る。
  2. 理学療法士、作業療法士又は言語聴覚士による訪問看護は、1回当たり20分以上訪問看護を実施することとし、1 人の利用者につき週6回を限度として算定する。

厚生労働省 訪問看護(参考資料) H29.7.5より引用

訪問看護ステーションでのリハビリは基本的に、理学療法士や作業療法士といったリハビリ職が担当します。しかし、状況によっては看護師がリハビリ職と連携しならリハビリテーションを提供するケースも多々あります。

リハラボ訪問看護ステーションでの、リハビリ職と連携しながら、看護師としてリハビリを提供してきたケースを紹介します。

リハラボ訪問看護リハビリステーション町田、看護師の窪と申します。

未経験だった訪問看護の世界に飛び込み、リハラボ訪問看護リハビリステーション町田店で、訪問看護の仕事がスタートました!

入社当時は、自分でも何がなんだか分からない状態のまま仕事が始まり、指導者である看護主任や管理者に、手取り足取り教えて頂いた事を覚えています。その甲斐があり、今や立派に(自己満足?)一人で様々な利用者様のお宅へと、訪問が出来るまでになりました。

本当に感謝しています。

そんな中、理学療法士と共に介入するあるケースにて、歩行が安定するようリハビリに励んでいる利用者様がおりました。

その方に対し、看護師介入の時間にも目標達成に向けたリハビリが少しでも行えるよう、通常の看護業務に合わせ、歩行リハビリを追加で行うことになりました。

理学療法士からもらった歩行リハビリに関するアドバイスの元、利用者様の歩行バランスを常に確認しつつ、看護の時間にも外で散歩が出来るようしました。

定期的に外の空気を吸いながらリハビリする事により、利用者様の気分転換にもつながります。

そんなある日、訪問日に雨の日が降りました。

外の歩行を考えていたので、訪問する前に大変悩みました。

家や部屋の中をグルグル歩き回るのも無理があるし、どうしよう…と色々と考えました。

担当の理学療法士に、雨の日のリハビリ方法について何か良い方法がないか?私から質問をしてみました。

すると『事務所の2階倉庫に、丁度いい踏み台があるの、それを活用し、歩行バランス改善につながるリハビリをしてはどうか?』と、丁寧に教えてくださいました!

踏み台を持って利用者様のお宅へ訪問すると、「これ良いわね~」と好評価!

手すりや椅子を持って昇降してもらえるように設置し、転倒予防の工夫をしながら、身体を動かす事ができ、一石二鳥です。I様もS様も「もう少し頑張れる!」と数分間を2回に分け、踏み台昇降の訓練を積極的にしてくださいました。※写真の踏み台に敷いている新聞紙は滑らないよう、テープで止めてあります。

たとえ看護師が訪問する雨の日でも、リハビリ職と連携し工夫をすることにより、リハビリを止めることなく提供する事ができました。

日ごろから看護師とリハビリ職の連携が取れている事業所であるため、看護師の私でもリハビリに対して積極的に取り組む事ができたのだと思います。

何よりも、このことにより、少しでも利用者様の笑顔が増やせた事が何より嬉しく思います。

これからもリハビリチームと看護チームで連携しながら、皆さんと情報共有し、その人とその時々に合わせた、看護やリハビリ提供していけるよう考えて行きたいと思います!

Reha Labo Japanが東京都杉並区・中野区・町田市に展開する「リハラボ」は、「リハビリと看護の力で地域を支える」というコンセプトのもと『リハビリ専門デイサービス』と『訪問看護ステーション』を運営しています。

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